自然体で抒情的な漫画です。感情表現が記号的でなく、微妙なニュアンスがなんとなくだけど確実に伝わってきます。子供が出てくる「まる。」「夏休み」などが好きですね。
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今回もキレがあって面白い。
「お前 犯人のくせに 堂々とからんでくるな その勇気に むしろ感動を覚えるよ」
「柳の木」がすばらしいです。
子供、未来、死、そして生。
やさしさがたまに空回りする川辺のロボットが好きです。
♪ゲロゲロプースカ ゲロプープー♪
moo.40「脱死角」で、物を無くしてかくれんぼしてるところに人生の孤独感が出ています。
9コマ漫画。セリフがなくて味わい深い。ボーっと眺めてもOK。
「 「おまえと縁を切るつもりはないけれど、俺は本当にいろんなことを諦めているんだ。これで答になるのかな」 なんない。 」
つかず離れずのちょっと変わった関係がずっと続く2人。相手のことを想う気持ちが大事なんですね。
弊録の「アーリオ オーリオ」も良いです。
「おじさんが今、何をしているのか私は知らないし、おじさんがこの手紙を読んでいるとき、私が何をしているかもわかりません。 でもアーリオ オーリオがあるから大丈夫なのです。」
料理エッセイ。
絲山さんのサバサバした感じが出てていいですね。
ハゲでヒゲの男 「何をかくそう私こそは・・・ お前の本当の母さんなんだよ!!」
このセリフの後のクリスチーナの顔で爆笑です。
「「俺、おまえのそういうところ好きなんだ。いつでも打てば響くように台無しな答え方してくれる」と微笑んで、またテーブルに突っ伏した。「いつでも」ってことないだろう。」
DOMを使った「OFF環境に優しく」「出しゃばらない」JavaScriptの書き方。分かりやすくて良いです。
「「逃げれば逃げるほど追いつめられる」 Gの声がした。Gはいつも声だけで、姿は見えない。」
博多弁ばりばりの花ちゃんと名古屋出身のなごやんが精神病院から抜け出して車で逃亡する小説。
気の強い花ちゃんの博多弁がかわいい。標準語のなごやんの情けなさがかわいらしい。
「「君さあ、ちゃんと標準語喋れるじゃない。しかも敬語」 「当たり前くさ」 「どうする?先生の言った通り帰る?」 「帰るわけなかろうもん」」
「こ、こいつ 犯人だ!!!」
「言葉で問われた質問に、 いつも言葉で答える必要はないの。」
シュール系一コマ漫画。みつをさんより素敵だと思います。
緊張して右手と右足と左足が同時に出ちゃいました