ア○ス / しりあがり寿

ア○ス「その少女は
 たった一人
 人ゴミの中
 すっぱだかで立っていました。」


サビシサから始まってやっぱりサビシサに終わる。その過程でいくらめちゃくちゃしたって自分の心に素直ならと思えば思うほど世間の冷たさが身にしみる。サビシサのかたまりである脳みそちゃんを黙らせることが普通に生きていくことだとしたら

「ときおり私は
 こうしてとりもどした「あたりまえ」が
 とてつもなく巨大で退屈なものに思える。」

サビシサを感じていながらもそれをサビシサだと考えられない脳みそちゃんが悲しい。

4 Responses to “ア○ス / しりあがり寿”

  1. より:

    今日しりあがり寿さんの漫画を初めて見ました。
    「真夜中の弥次さん喜多さん」
    てか映画にもなってるのに全然知らなかった。
    しりあがり寿スゲーゼ!

  2. くま公 より:

    しりあがり寿はいろんなタイプの漫画を描いてるよ~
    弥次喜多はいろいろ出てますね。

  3. より:

    本たくさん出てますね。
    の、わりに、本屋にない…。
    くま公さんのおすすめはやはりア○スですか?
    とりあえず続きみたいから
    「弥次喜多 in DEEP廉価版」安いし買おう。

  4. くま公 より:

    ぼくは切ない系(?)の「瀕死のエッセイスト」「方舟」「ア○ス」とギャグ系の「なんでもポン太」が好きです。
    まだ読んでないのも多いんだけどねー。
    「真夜中の弥次さん喜多さん」は1巻しか読んでないけど好きなほうだねぇ。

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