富江 (全) / 伊藤潤二

富江そこにもあそこにも富江が! しかも美しい。
いろいろな手で自分の美しさをアピールし他人を落としいれ狂わせていく富江はそれゆえに衝動的に殺されてバラバラにされてしまうのだが何度も蘇るのだった。。。

「自分を他人にどう見せるか――それが最大の関心事じゃ
 それは他人から愛されるためではなく・・・自分自身をより愛するためじゃ
 男たちは勘違いして娘に夢中になるのだが・・・
 どういうわけか娘に深入りした男たちは娘の体をバラバラにしようとする・・・
 一体この娘の何が男たちにそうさせるのか・・・
 その結果娘自身の意志に反して・・・
 無数の自分を生むことになるのじゃ・・・」

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