中年男にして感じる現実のいろいろ。
「こんなふうにボールで遊んでいる俺は、本当にボールで遊んでいるのではなく、ただ単に、ボールで遊んでいる俺自身を思い出しているだけなのではないだろうか。もしそうならば、この俺はこのボール遊びの瞬間の中にいるのでは実はなく、この瞬間を思い出しつつあるもう一人の俺の記憶の蘇りの中にいるのであるならば、その思い出している方の俺、本当の俺は、いったいどこにいるのだろう。どんな瞬間の中にいるのだろう。」
This entry was posted on 水曜日, 12月 30th, 2009 at 4:33 PM and is filed under 書籍. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
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